【大変革!?】2021年ECは、どう進化する?

DXコンサルタントの日淺です。
 

今回のテーマは、「EC」市場。
2021年、デリバリーなどのリアル店舗の融合も含めて『EC』はどう進化していくのか。近未来を予測していきたいと思います。

2020年現在のEC・小売の世界

今年は、コロナウイルスの影響で、いわゆる接客業や飲食店が、大きな打撃を受けた年でもありました。
大手ECサイトを中心に送料無料化や当日配送対応も見られました。

小売業では、百貨店を中心に大幅な収入減少。
アパレル業界も軒並み厳しい市況が続いています。

ただ、明るい兆しが無いわけではありません。

コロナの影響で出荷ができなくなった商品をSNSを通じて販売したり、それを応援しようという人がいたり、また、クラウドファンディングなどは大変活況でした。

そのような中でEC・小売に関しては、21年の後半まで以前の市況には戻らないという未来予測もありますので、以下に今後の業界内でどのような予測がなされているかまとめてみました。

EC・小売分野/ 未来予測

COVID-19の影響
● 小売業の「強制DX」が進む
● 先進国は2021年の第4Qあたりで2019年のCOVID-19以前の状態に戻る
● つまり今後2年は現在の状況が続く
● 世界で最も売れているのはパン焼き器(↔スーツケース)
● 楽天が小売業のリアル店舗のデジタル化を支援する新会社、「楽天DXソリューション(仮称)」(2021年1月)を設立

市場規模
● 国内の通販・EC市場は2021年に13兆955億円と予測(2019年比で12.3%増)
● 成長のカギは「若年層」「地域ビジネス」
● 小売業者の68%は今後12ヶ月の間にテクノロジー(具体的にはEコマースのソフトウェア)への投資を増やすと計画

2021年に向けた投資優先度トップ5
1. パーソナライゼーション(64%)
2. ソーシャルメディアマーケティング(63%)
3. 支払いオプションの追加(62%)
4. 在庫管理ソフト(62%)
5. バーコードスキャン(61%)

デリバリー革命
● 多忙な単身世帯や共働き世帯が多い主要都市の都心部エリアでは、デリバリーサービス対応店舗の増加やエリア拡充が食品・産直品通販の脅威
● 消費者の選択肢を増やすために、道端での商品受け取り(カーブサイドピックアップ)も促進
● 車の後部座席やトランクが空いていれば商品を配達することができる
● スピーディーな無料配送はオンライン購買体験の向上において重要

実店舗
● 消費者は実店舗での買い物スタイルに戻ることを躊躇している
● 高齢層は実店舗で買い物をする割合が若年層よりも高い
● 店舗が「フルフィルメント・ハブ」になっていく。配送サービスと組み合わせることで、店舗がミニ配送センターに
● オンラインと店舗でのショッピングを融合させた店舗の新しいデザイン
● 高価格な商品は今後、消費者の消費意欲の減退により需要が低下の見込み
● 消費者は徐々に「価値」へ対価を払うことに快感を覚えるように

オンライン活用
● 利益を生み出す新しいビジネスモデル
● スマートスピーカーやIoT技術を利用して自動的に商品を補充する方法を模索
● 相談や販売ツールとしてのビデオチャットの価値を認識
● 購入可能なSNSが増えていく(Instagram shopping等の拡大)

まとめ

総じてEC・小売分野においては、顧客体験に直結した変化が2021年に起こると予測されています。
特に、大量消費・大量生産の時代からパーソナルな購買。企業においては、パーソナルなレコメンドが、鍵になってきます。
こういった一人を大切にする体験をどう提供できるか、また、顧客に関わるデータをどう活用していくかを追求していくことが重要ではないでしょうか。

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