なぜ、DXを進める必要があるのか?

Digital Transformation

あっ。そういえば。そもそも『なぜ、DXをしなければいけないのか。』

考えをまとめてお伝えしていないことに気づき、筆を取ることにしました。

特にこの記事は、企業経営者や事業責任者、開発部門のマネージャーと言った推進する立場の方々に向けて書いています。

DXとは何なのか?

経済産業省DXレポートより

「2025年の崖」や一般的に言われる「システム老朽化のリプレイス」と言ったことは、今回のスコープから外した上で、DXとは何なのかということをお伝えしたいと思います。

では、私が伝えたいDXとは何なのか?

ということを書きたいと思います。

その前に少しだけDXの経歴について自己紹介。

自己紹介

株式会社日淺の代表をしています日淺(ひあさ)と言います。

古風な会社名(とよく言われます)ですが、2019年よりDX専門のコンサルティングファームを経営し、三越伊勢丹ホールディングスのコンサルティングを始め、これまで30社ほどのDX関連のコンサルや開発に携わってきました。

大手のコンサルティングファームを除けば、小規模コンサルティングファームとして、それなりの実績を積んできたかなと思っています。東京都の創業ステーションのコンシェルジュなどもやっています。

(以上、自己紹介)

そんな私が、DXに携わってきた2年間に感じていることは、『DX=企業の体質改善』だということです。

DX=企業の体質改善

最近は、よく私が現場言う言葉に、「CX、DX、EX」のすべてが必要だという話しをします。

CX=Customer Transformation

DX=Digital Transformation

EX=Employee Transformation

CXとは、顧客に関わる体験や管理方法を指します。この顧客体験をより良くしていくことは、企業の永遠の課題であり、それを無視して、DXを進めても、なんらトンチンカンなものになってしまいます。

EXとは、従業員の環境や働き方を変える改革で、経理や人事と言ったものから、製造現場での改革も含みます。

この『CXとEXを実現するためのDX』というのが、いま時点での私の結論です。

ここで、体質改善の話に戻ると、『顧客へのより良い価値提供』『従業員へのより良い環境を提供』という目的のためには、これまでの一箇所に集まって作業をする行動だったり、一部の社員だけが、顧客情報にアクセスできるといった旧来型の組織では対応ができないと考えるからです。

中長期的な視点で、企業内外にデジタルを使った方策を広げていくことで、企業の中身を変え、体質が変わっていくことこそ、DXの本質だと思っています。

どんな技術を使うかよりも、CXとEXを目的として、経営者や事業責任者を筆頭に、全従業員を巻き込んだ取り組みにならない限りは、本当の意味でのDXとは言えないと考えます。

CXとEXに尽くすことがDXの宿命

上記にも書いていますが、DXは、手段であり、CXとEXに尽くすことがそのミッションになります。

では、CXとEXという側面で考えるとどうなるのか、簡単に以下の図にまとめました。

株式会社日淺

CXとEXを横軸にして、それが、社内向けになるのか、社外向けになるのかで、区分をしてみました。

CXの社外向けであれば、『新たな顧客体験の創出』がミッションになります。

CXの社内向けであれば、『顧客分析基盤の構築』がミッションです。

同様に、

EXの社外向けであれば、『社外での仕事環境の構築』になり、社内向けには、『社内管理システムの改善』となるわけです。

何がここで言いたいかと言いますと、一般的に言われる、古い基幹システムのリプレイスなどは、あくまで一部にすぎず、少なくとも、この4区分をどのように進めていくかという総合的な議論が必要になるということです。

DXをしないことにメリットはあるのか?

顧客体験の創出も必要ないし、従業員も出社で不満もなさそうだし、リモート制度とか、別に導入しなくても・・・

という、経営者や事業責任者の方も現実は、多くいらっしゃいます。いわゆる現状維持で、体質改善なんて望まないよ。という状況ですね。

個人的には、あと10年以内に会社を潰れても仕方ないという思っている方は、それでいいと思います。

無理にシステムを導入したところで、学習コストや月額の保守費用が増えて行くだけですし、エクセルで頑張れるならそれで十分です。

ですが、これからも会社をより良くしていきたい。より良い環境を作っていきたいと思う企業の方は、絶対に、絶対に、DXを他人事にしてはいけません。

見出しに対する回答で言うなら、そんな会社の社長や事業責任者にとっては、DXをしないことのメリットは、ゼロです。

例えば、飲食業界を、顧客視点で見れば、『足を運んで、並んででも食べたいめっちゃ美味しいもの』よりも、『お取り寄せできる美味しそうなもの』が、売れているんです。

なぜ、DXを進める必要があるのか?

DXを進める最大に理由は、

『顧客環境の変化』

『従業員の働く環境の変化』

この2つしかありません。

「デジタル技術が進化したから、DXで色々できそうだね。」ではないんです。

環境の変化に適用するための手段として、DXを進める必要が確実にあります。上場企業ではなくても、中小企業でも、中期計画には、DXの取り組みを入れるべきですし、その中心の議論として、CXとEXを据えるべきなんです。

我々が、DXコンサルティングファームとして、見てきたお客様の中にも、この顧客の変化や働く環境の変化に敏感な企業は、いち早くDX専門の部署を作り、対応を進めています。

どのように進めていくのか?

今のままでの計画でもいいのか?

と、お悩みの方は、まだまだDXは、黎明期ですし、いくらでもこれから進めていける分野です。

我々は、ラ○ザップのパーソナルトレーニングのような、企業の体質改善に貢献できる体制を整えていますので、ぜひ、企業経営者の方、事業責任者の方は、ご相談ください。

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